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鋳造技術(HVC技術)

 HVCとは?  HVC鋳物は鋳鉄の新しい素材です。

Higher Valuable Casting「より高度な価値のある鋳造技術」という意味です。

HVC処理することにより、流れの良い溶湯になるため一般鋳鉄と比べて次のような特長があります。
歩留り向上 現在の日本の鋳鉄歩留りは平均62%〜65%ですが、75%以上に向上します。
10%の向上は、鋳鉄工場の作業性に革命を与えます。
不良率減少 鋳造製品は一般に、厚肉部にひけ巣、フカレ等の不良が発生する。
その為、加工中又は加工後に発見される事が多く、薄肉部に硬質(チル)を生じて加工不良となり、無駄が多かったのものが、HVC技術によって減少する。
切削性向上 基地が緻密となりセメンタイトが消失するので加工が早く、刃物のモチが長い
又、圧力物には絶対と言って良い緻密な組織でこの分野の不良も減少とする。
薄肉軽量化 鋳鉄肉厚の限界は3mmと言われ、1mm〜2mmは不可能と言われてきた。
これが、簡単に材質を落とさず再現できます。
【HVC処理により製造された商品の一例】  
<インペラー> <モーターケース> < 鷲 >
※画像をクリックすると、
  詳細と拡大写真が見られます。


 もっと詳しいHVC処理  

【従来の鋳造技術】
鉄鋼の分野では、ガスによるブローホール,ピンホール等の欠陥の除去に、希釈ガスによる酸素分圧の低下や、真空による脱ガス法を古くから試みてきました。 ガスは溶存しているものと、鋳型から発生するものとあり、真空処理による品質向上は疑いのないところです。

【真空処理技術の特徴と鋳鉄への応用】
溶湯の真空処理は、一般に次の2つに分けられます。
真空溶解 ・・・真空容器内で溶解・鋳造する方法。
真空脱ガス ・・・大気中で普通に溶解し、その溶湯を真空処理する方法。

前者は溶解炉等を真空容器内に収めなければならず、設備投資が大きくなる上、連続操業が困難等、コスト面に問題があります。
これに対し、後者は現状の溶湯を真空処理するので、設備的にもシンプルであるし、連続操業も容易で、かつコストも低く抑えることが出来ます。
当社がこれを鋳鉄の分野に応用し、工業レベルで実用化に成功させたのがHVC処理方法です。

鋳鉄を真空脱ガス(HVC)処理すると、溶湯の粘性が改良され、超薄肉鋳物の製造が可能となり、また引け巣の減少、歩留まりの向上も図れることがわかっています。
詳しい工程とコスト効果はこちらから>>>

※当社は、鋳鉄技術分野の将来の発展に、HVC処理がもたらす効果には多大なる期待と可能性がもてると考えおり、現在も研究を続けています。
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